2011年6月25日土曜日

お父さんと子どもの新しい一面が見える2日間

富士山YMCA・父と子の週末キャンプのご報告

6月18日(土)~19日(日)に父と子の週末キャンプ『カヌー&たけのこクッキング』が行われ3家族12人が参加しました。日頃、忙しいお父さんと子どもが、自然の中で楽しく過ごし親子の絆を深めていくのが、このキャンプのねらいでもあります。初日は、富士山YMCAに自生している旬の竹の子「ハチク」を採りにでかけ、野外料理にチャレンジしました。もぎたての竹皮をむき、ホイル焼きに・・・。あまりの美味しさに感動しきりでした。また、サバイバルクッキングと題して、ジップ式ビニール袋に無洗米と水を入れ、袋ごと沸騰した鍋の中へ!「本当に出来るの???」という声も上がりましたが、約20分で、ふっくらしたご飯の完成。それを餅のように手でこね、串につけ、味噌を塗り、網で焼くと「五平餅」へと変身。ワイルドに食べ尽くす子ども達の姿が印象的でした。
2日目は日本でもベスト5に入るほどの透明度の高い本栖湖にでかけ、10人乗りカヌーにチャレンジしました。陸にて漕ぎ方や安全指導を受けた後、カヌーに乗りこみました。最初は艇も左右に蛇行していましたが、お父さん達、子どもたちの漕ぐリズムも合ってきたのか、目標に向かって進むことが出来ました。途中、小魚の群れにも出会い、そして、夢中で漕いでいると、そこは本栖湖全域が見渡せる湖の中心に行くことも出来ました。やがて湖岸に戻ってくる頃には、艇を進めた父子全員がひとつの家族になっていたかのような感覚になりました。この2日間でお父さんの新しい一面に、子どもたちが出会い、そしてお父さんが子どもたちの新しい成長に気づく一助となることをお祈りします。
(富士山YMCA 村田彰宏)