2011年2月8日火曜日

“プアン”タイ語で『友達』

横浜YMCA国際事業・“プアン”勉強会

タイの農村部には都市の経済成長のあおりを受け、貧困のため教育が受けられなかったり、人身売買の被害に遭う恐れのある子どもたちがいます。横浜YMCAではタイ・バンコクYMCAと協働運営するプロテクト・ア・チャイルド(児童保護シェルター)プロジェクトを実施しています。そしてこのプロジェクトに賛同するドナーやスタディーツアー参加者がボランティアグループ“プアン”に登録しています。“プアン”とはタイ語で『友達』の意味。1月22日(土)午後、横浜中央YMCAで“プアン”主催の勉強会を開きました。昨年5月から横浜に滞在するバンコクYMCA長期派遣スタッフ ラーチャネー・タンティカさんを講師に、タイの1年の行事や気候、挨拶など学びました。また彼女がタイで行っているHIV/AIDSのワークショップの体験もしました。参加者が1枚の丸めたハンカチでキャッチボールをして何気なく触れるゲームでしたが、その後、実はHIVウィルスだったらと種明かしがされ、感染についての知識が自分と他人の命を守ることに繋がるという事を学びました。終了後は最寄りのタイレストランで昼食会をしています。タイ人スタッフと会話の復習もします。言葉が伝わる喜びに沸いて参加者同士楽しく過ごしています。次回は2月19日(土)10時~横浜中央YMCAにて勉強会を実施します。タイ語の紹介の他、子どもの商業的・性的搾取についてワークショップの体験ができます。興味のある方はどなたでも参加頂けます。
 
(横浜YMCA 国際地域事業 三宅晶子)