子育てランドとはYMCA保育園から毎月発信する子育てに役立つ情報です。各保育園の専門職員の現場での経験をもとに、すぐに役立つ「豆知識」をご活用ください。
「便秘をなくそう」
最近、保育園でも便秘がちな子どもたちが増えています。便秘の原因は食生活を含めた生活習慣からきています。そこで今回は食生活に重点を置いて、便秘をなくす秘訣を考えてみましょう。お子さんは1日3食しっかり食事をとっているでしょうか?規則正しい食事を毎日とって「うんちの材料」をつくることがとても大切です。そしてうんちをつくる手助けや、出しやすくする食材を食べることも便秘をなくすポイントです。まずは、うんちのかさを増やし、やわらかくする食物繊維をとることが大切です。代表的なものは、きのこ類や納豆などの豆類、海藻類、ごぼうやモロヘイヤといった野菜類にとても多く入っています。次にガスを発生させ、腸を刺激して動きを活性化してくれる豆類やいも類を食べること。最後に整腸作用のあるオリゴ糖やビフィズス菌の入ったヨーグルトや乳酸菌飲料を食事とともに摂取すること。これらが便秘をなくすために、とても大きな手助けをしてくれます。「バナナうんち」という言葉を聞かれたたことがありますか?ほどよいやわらかさで、1本につながった状態のことをバナナうんちといいます。便秘をなくして、理想のバナナうんちが出る習慣をつけていけたらいいですね。つるみ保育園でも4歳、5歳児を対象に「バナナうんち」の話をして自分のうんちに対して関心を高めてもらっています。ご家庭のお子さんと一緒に「今日はバナナうんちがちゃんと出たかな?」と確認してみてはいかがでしょうか?
(YMCAつるみ保育園栄養士 小島一恵)