2011年1月28日金曜日

海から昇る太陽に両手を広げて

川崎YMCA・野外活動クラブ1月の活動

川崎YMCA・野外活動クラブでは、小・中・高校生を対象に宿泊キャンプや炊事といった野外で行うプログラムを月に1回活動しています。2011年最初の活動は1月15(土)~16日(日)の1泊の活動「日の出を見にいこう!」を実施しました。今回は、藤沢YMCAに宿泊し、そこから歩いて江の島(片瀬海岸)までナイトハイクをして日の出を見るというプログラムでした。小学校1年生から高校1年生まで幅広い方が参加してくれました。初日の夕方に集合し、電車で藤沢YMCAに向い宿泊、翌日、早朝3時半に起床、寝袋等片づけ朝食をとり朝5時に藤沢YMCAをグループごとに出発し、日の出を見る片瀬海岸へと出発しました。出発時は、外は真っ暗で星もしっかりと見えるていました。そんな中みんなで海をめざして歩きました。空には、ほんとうにたくさんの星があり、赤い色の星アンタレス(さそり座)も見え、さらにその上には、一段と輝きを放つ金星など、多くの星を眺めながら楽しくナイトハイクをすることができました。
 
真っ暗の中歩いていましたが、日の出時刻が近づくにつれ、あたりは明るくなり、何人かの子ども達は、すでに陽が昇ってしまったのではと心配する声も聞こえてきました。朝6時55分予定より、5分遅れて日の出を見ることができました。遅れた原因は、水平線にかかっていた雲が日の出を少しだけ遅らせたことが原因でした。不思議なもので陽が昇ると誰となく海に向かって走り出していたり、両手をいっぱいに広げ、ジャンプをしながら「バンザイ」っと喜んでいる姿が見えました。
身体が勝手に動き出すそんな楽しさを参加してくれたみんなは体験しながら感じてもらいたことがとてもうれしかったです!ふと気づくとやっぱり朝は寒かったことを日の出後に感じもしました。夜からかんばった活動でした!来月は、御殿場にある東山荘青少年センターに2泊の宿泊を予定しています。「富士さんぽ」の様子など紹介したいと思います。
(川崎YMCA 生井知三)