2010年12月16日木曜日

讃美する

YMCAたかつ保育園・ 園長だより12月号

私の住む清川村の山々の木々もすっかり秋色に変わり 秋から冬への準備がはじまっています。宮ヶ瀬のクリスマスイルミネーションもライトアップされ美しく灯り、輝いています。保育園でも、第1アドベントの礼拝が持たれ、クリスマスを迎える準備の時となりました。園内には、クリスマスツリーや手作りのアドベントカレンダー、イエス様の降誕を現わした木製のお人形が飾られました。6日・13日・18日にアドベント礼拝を行いアドベントクランツのろうそくに灯りが灯ります。

最近、クラスの先生のこと○○さんって言うのですが…という声が保護者の方からありました。YMCAは、敬称語とされている『先生』は使わず一人ひとりを尊重する意味でも固有名詞「○○さん」で呼んでいます。辞書で調べると『先生=教える人・人に対して敬意を示すために氏名や職名に添えることば』とあります。たかつ保育園として、○○先生ではなく○○さんと呼び、共に学び・育ち会える関係でいたいと考えています。

11月・12月に区内の小学校の授業参観・懇談会に出席し、3月に卒園した子どもたちの学校生活を見学してきました。子どもたちの笑顔・成長した姿を見ることができ安心いたしました。小学校懇談会の中で幼児期に身につけて欲しいことについてお話がありました。幼児期には、学習面よりも生活面(習慣)を身につけてきてほしいとありました。朝起きて朝食を食べる。トイレの感覚(時間)を自分で知る。身の回りの準備ができる。など、就学に向けて保育園と家庭で生活習慣については再度確認しながら子どもたちを見守って行きましょう。入学までの期間に保護者の方にも小学校を訪問していただき、どんなところに子どもたちが通うのか見て欲しいとありました。学校開放日ではなくても、見学をしたいことを事前に連絡すれば見学可能。これからも小学校との連携を深め、子どもたちの成長を見守っていきたいと思います。
(YMCAたかつ保育園 園長 平川恭江)