2010年12月22日水曜日

待ちに待ったクリスマス会

YMCA山手台保育園アルク・クリスマス会

11月30日(火)よりアドヴェント・クランツと言われるロウソクに1本ずつ火を灯し、アドヴェント礼拝を行ってきました。各クラスでもアドヴェントカレンダー作成・キャロリング・クリスマス会の練習をしながらクリスマスへの思いは日ごとに高まっていき12月18日(土)はYMCA山手台保育園アルクのクリスマス会を迎えました。
 
乳児クラスは保育室でリーダーによるミュージック・ベルの前奏から礼拝がスタート。リーダー手作りの人形による『本当のクリスマスのお話』の人形劇を保護者の方々と一緒に聞きました。とてもかわいらしい人形と分かりやすいお話で、小さな子どもたちも静かに聞いていました。礼拝が終わると、クリスマス会です!練習を重ねた歌やダンスを披露し、その可愛らしさに保護者の方々もリーダーも笑顔が溢れ、心から拍手を送りました。
 
幼児クラスはクリストファー教会にて礼拝とクリスマス会を行いました。礼拝では司祭様から『神様がその大切なひとり子を私たちにプレゼントしてくださったことがクリスマスの始まりであり、それが最初のプレゼントである』とお話をしていただきました。クリスマス会では、5歳児のミュージック・ベルに合わせて、卒園児のリコーダーや鈴、保護者とリーダーのウクレレの演奏がありました。在園児・卒園児・またその保護者とリーダーによるこの演奏は仲の良いアルクファミリーそのものです。3歳児による歌とダンスでは子どもたちがとても嬉しそうに踊ってくれるので、皆の顔も笑顔でいっぱいになりました。また、4・5歳児による降誕劇では担任のリーダーよりこの降誕劇の役決めをするにあたり、子どもたちが自らやりたい役をお友だちに譲ることができる程、成長できた喜びが語られました。どの役も大切であるということは頭では分かっても自分がやりたいことを人に譲るのはおとなでも難しいものです。それを子どもたちが自ら友だちの為、劇のためにできるということは何と素晴らしいことでしょう。
 
このクリスマス礼拝・クリスマス会を通し、子どもたち自身もひとり一人がかけがえのない大切な存在であり、愛されていること。神様がそのひとり子を私たちにプレゼントしてくださったように、人に分け与えることのできる喜び、また分け与えることによって多くの人を幸せにできることに気づき成長していけることを私たちも喜び、神様に感謝していきたいと思います。
(YMCA山手台保育園アルク 遠藤弘子)