「クリスマスを待ち望む」
11月から始まるアドベント礼拝。いつもとは雰囲気が違うことを子どもたちも感じているようです。クリスマスは神のひとり子であるイエス様のお誕生日であり、どのような状況の中でお生まれになったかをアドベント礼拝や幼児のページェントを通して実際に感じ取っていきます。日本では、クリスマス=サンタクロースがプレゼントを持ってきてくれる日という知識が先行し、本当の意味を知らずに過ごしてしまいがちです。でも、YMCAの保育園に導かれクリスマスの意味を知る恵みにあずかれたことは、子どもたちにとって神様からの祝福だと思います。東とつか保育園では、毎週礼拝を持ち、その中でイエス様が私たちにしてくれたこと、神様が私たちに望むことを話していく中で、子どもたち一人ひとりの心の中にも小さな種が蒔かれています。先日も子どもたちの間でけんかが始まりました。そのうち一人の子が「○○ちゃんのハートが赤いハートでなく黒いハートになっちゃうよ」と言ったのを聞いてうれしくなりました。礼拝で話した赤いハート、黒いハートの話がその子の心に留まり素直な気持ちで実践されている姿に神様の栄光を見ることができました。今の世の中、どうしても子どもにお金をかけてしまいがちです。その中でも神様のみ言葉が蒔かれ、子どもたちの心が豊かに育ち、祈りをもって保護者の方々と共に育てていけたらと思います。そして一人でも多くの子どもたちの心にイエス様がお生まれになる日を神様に期待し祈っていきたいと思います。
(YMCA東とつか保育園保育士 松下成美)