2010年11月20日土曜日

全てに感謝する気持ちを

11月19日(金)今日は『収穫感謝祭』。YMCA山手台保育園アルクの園庭に於いて、アルクの子どもたちが『焼きいも』を行いました。『収穫感謝祭』とは、イギリスの清教徒がアメリカ大陸に渡り新生活を始めたところ、その一年間は収穫が無くとても苦しみました。しかし翌年、先住民の友情を得て土地に適した種をもらい、育て方を教わって豊かな収穫を得ることができました。このことを喜び、神様に感謝して礼拝を捧げ、また先住民の友情に感謝下のが始まりと言われています。
今年の猛暑の中、子どもたちはアルクファームに植えたお野菜のため、水やりや雑草とりを保育士と一緒に力を合わせて頑張ってきました。野菜はみんなの努力のおかげで立派に育ち、秋にはサツマイモ堀を楽しむことができました。そのサツマイモを今日は園庭で『焼きいも』にして、みんなでいただきました。YMCA山手台センター内にあるプールを管理しているスタッフ、通称“機械室のおじさん”にお手伝いをしていただき、焼きあがったアツアツの『焼きいも』に子どもたちは大喜びでした。青空の下、神様に感謝のお祈りをしてから、子どもたちはとても美味しそうに食べていました。「おいしい!」「おかわり!」の声がたくさんあがりました。美味しくいただいた後は、朝から『焼きいも』の準備をし、サツマイモを焼いてくださった“機械室のおじさん”にみんなで感謝のお礼をしました。また、いつもお世話になっている方々、みんなに感謝することを喜ぶことができました。
この『収穫感謝祭』を通して、今与えられているもの、今まで与えられてきたものの全てに感謝する気持ちが育ってくれると良いですね。そして、その感謝の気持ちが子どもたちに生きる力を与えてくれることでしょう。
(YMCA山手台保育園アルク 遠藤弘子)