2010年11月13日土曜日

柿の生まれた国は?

厚木YMCA・自然学校プログラム『みかん&柿がり』

厚木YMCAでは、秋季、自然学校プログラムとして11月7日伊勢原市にて、"みかん&かき狩り"というテーマで実施いたしました。自然学校プログラムとは、厚木YMCAウェルネスジュニアクラス(通年型の水泳や体操クラスなど)に参加されているメンバーを対象に、2~3ヶ月に一度、主に日帰り形式にて行うDAYキャンププログラムです。学年別の少数グループ体制(6~8名)に対して1名の指導者が付き、厚木市周辺の自然のフィールドで体験学習を実施しています。
 
この日は、総勢30名のこどもたちとリーダーが秋晴れの空のもと、元気良く集合して『みんな秋の味覚を探しにいこう!』という掛け声を出しながら出発していきました。現地に到着すると、こどもたちは元気いっぱい、大人であればやっとの高さの、みかんの森を所狭しと走りまわりながら、おいしいみかんを探すの必死です。『あかるい黄色であまりおおきくないやつがおいしいんだよね』とか『あともう一個!!』大きな声を出しながら、みかんの森の中の、まるで迷路のような道をぐるぐると走っていました。また恒例の『ネイチャークイズ』を実施し、"柿の生まれた国は日本である?!""みかんとかきはどちらに、ビタミンCはふくまれている?"などもこどもたちに大好評でした。
自然学校プログラムでは、大きく3つの約束ごとを交わしています。まず一つは、ともだちを大切に!二つ目は約束を守る、そして最後に『いっぱい、からだをつかって遊ぼう』です。グループ活動や、自然の中での気付きやドキドキ、わくわくの発見も勿論大切なのですが、時間を忘れて、たくさん遊ぶこと。実際に、今回も味覚狩りを満喫した後、『何やりたい?』と広い広場でこどもたちに質問すると、全員声を合わせて『おにごっこ!』という声が返ってきました。すっきりとした秋空の下、身体を動かすのに、とてもきもちの良い日となりました。
(厚木YMCA 田中誠也)