YMCA山手台保育園アルク・キッチンの岩本さんが園児たちのために『おにぎりパーティーしませんか?』という企画に応募。そして、見事に当選しました!自分たちで育てたお米で『おにぎりパーティーしよう!』とみんなで育て始めました。届いた種もみは4月の下旬に選定しました。生卵が浮くくらいの塩水を作り、沈んだ種もみだけ使用します。種もみを塩水に入れ浮く種もみと、沈む種もみがある事に子どもたちの目は釘付けになっていました。そして浮いた種もみをそっとすくい、沈んだ種もみだけ選定していく姿は真剣そのものでした。水を入れた浅いお皿に種もみを入れ、水を吸わせて芽を出すのをみんなでみまもりました。
4月の終わりには赤土と黒土を混ぜて日に当てるという『土作り』をし、芽を出した種もみを土にまいて苗を育て始めました。そして5月28日、大切に育てて30㎝ほどになった苗を植える作業をしました。苗を土からそっとそっと掘り出し、一株ごとに分けます。固まってしまった土は一生懸命に混ぜて固まりをほぐしていきます。ペットボトルを切った鉢に自分たちで土をいれ、水を入れて田んぼ作りをしていきます。この間、子どもたちの手や腕はもちろん、顔や服も見事な泥んこになりました。田んぼ作りを終えた子は順に苗をそっと植えていきます。自分たちが育ててきた苗をとても大切に扱っている姿は印象的でした。『おにぎりパーティー』をするにはまだまだ時間がかかりますが、種もみからおにぎりになるまで体験することができたらいいですね。この企画の報告はまた苗の成長にあわせてお知らせ致します。
(YMCA山手台保育園アルク 伊藤リカ)