2010年6月25日金曜日

よし、階段だ!

YMCA健康福祉専門学校・エコ&ヘルスデイ
身体に良いこと、そして環境にも優しいことを自分たちの生活の中へ取り込むことを目的に福祉スポーツ科の学生がさまざまなプログラムを研究しています。今回6月22日は「階段を使って、健康になろう」ということで、授業の中で階段使用による健康効果、エレベーターを使用した消費電力や環境に与える負荷などについて検討しました。当日は、階段周り、エレベーター前などに手書きのポスターがたくさん掲示されました。ポスターには歩き方のコツやエレベーター前でボタンを押す瞬間ポスターが目に入ると、不思議なことに「よし、階段だ!」という気持ちになり、普段以上に階段を上り下りする方の姿が見られました。今、企業などでは2up,3down(2階くらいは上ろう、3階くらいからは下りよう)というキャッチコピーが浸透しているようです。YMCA健康福祉専門学校でもYMCAらしいキャッチコピー作りに取り組んでいます。次回は7月22日です。
ちょっとご紹介、健康効果
・1日20分の階段の昇り降りで、90kcal(おにぎり1個分・アーモンド10粒・ロールパン1個)消費できる。
・効果的な歩き方:かかとから足の裏全体を付けるように歩くと筋力up・骨密度up(特に降り)。昇りでは身体をやや前傾し、足の親指に力を入れるとなおよい(ヒフク筋)。
・階段の一段飛ばしは、カロリーの消費だけでなく、大腰筋が鍛えられる。大腰筋を鍛えることによってポッコリお腹解消。大腰筋は意識して使うことができない。→特殊な運動でしか鍛えられない。大腰筋:腹筋と背筋の間。インナーマッスル。
・大腰筋はピラティスやヨガでしか鍛えられないのに、階段1つ飛ばしで簡単に鍛えられる!腰痛予防にも効果大。
・継続して運動を続けることで、基礎代謝力もup!
・年齢・体格によって膝が痛くなる。ヒールを履いている人も注意。
・一段抜かしの下りは身体にかかる負担が大きいので、やらない方がよい。
(YMCA健康福祉専門学校 石川晴美)