3/26~3/30の5日間。長野県小谷村にある栂池高原スキー場にて、スキーキャンプを実施し無事終了いたしました。
スキーレッスン最終日(29日)には、スキー場内に全長約200mの距離にポールを設置してオリンピックさながらのテスト(YMCAワッペンテスト 10段階の進級テスト)を実施しました。当日の天候は、この季節には珍しく冬のような吹雪で、気温も低い中、ひとりひとりがレッスンの成果を発揮していました。レッスン中は、笑顔が絶えない子どもたちが、テストの時は、緊張で顔がこわばっていたのが印象的でした。ポールにチャレンジ出来なかった初心者の子どもたちも別の会場を設定して、ボーゲンで滑り停止やターンのテストを行いました。はじめてスキーを経験したという子どもたちも全員がリフトに乗り滑走する体験をしました。短期間で上達する、子どもたちの能力には脱帽です。
昨日、現地から戻ってきましたが、帰りは貸し切り電車で、キャンプのフィナーレです。前日に行ったテストの結果発表、認定式。参加者同士、最後の時間を思い思いに過ごし列車の移動を楽しみました。
キャンプは、5日間という短い時間ですが、たくさんの出会い、様々な体験(成功だけでなく失敗も)を集団生活の中で実践します。YMCAでは、スキーの技術上達だけでなく、子どもたちに「思いやり」「責任感」「誠実さ」「尊敬心」を学ぶきっかけになるようスキー以外の生活も多彩なプログラム(朝の集い、夕べの集い、夜のプログラム、雪上運動会やスタンツ大会など・・)を実施しました。プログラムを通して子どもたちに気付きがあれば幸いです。今回参加した子どもたちにとって少しでも今後の生活の中で活かされる場面があることを期待しています。また、今回の期間中、大きな怪我や病気もなかったことをこの場を借りて感謝致します。来年もスキーキャンプでお待ちしています!
(春スキーキャンプ栂池会場 総合ディレクター 瀬戸俊孝)