2014年11月19日水曜日

平和ってどんなこと パートⅡ(平和の鳩)

YMCAつるみ保育園平和の取り組みのご報告
 毎年11月は横浜YMCAの平和月間です。
 夏には、平和をテーマを取り上げ、絵本を読んだり、子どもたちに問いかけたりする機会を持ちました。

 今回は第二弾ということで、絵本を読んでから、異年齢のグループに分かれて話し合いをしました。「平和」というと少し難しく聞こえますが、子どもたちの方からしだいに声が上がり始めました。「平和ってなんだと思う?」「〇〇ちゃんはどんな時嬉しい気持ちになる?」など、年上の子がリードして年下の子に聞いたり進めている姿が見られました。
 時間を共有するうちに、色々な意見や考えを話す子どもたち。「戦争を起こさない」「皆が笑顔でいること」「爆弾を落とさない」「平和って、楽しいこと、嬉しいこと」「家族を大切にすること」「みんなでごはんを食べること」「みんなで一緒に遊ぶこと」など、たくさんの平和についての言葉が子どもたちから出てきました。

 その後、<平和の鳩>の紙に願いを書き、色づけをしていきました。出来上がった平和の鳩は、その日の帰りの会でグループごとに発表し、玄関にある平和の木に飾りました。
  子どもたちが感じている「幸福」はとてもすてきでした!
  そんな子どもたちから、気づかされたことがありました。
  一人ひとりが、色々な人と笑ったり、泣いたり、たとえケンカになっても、いつか仲直りして、いっしょに喜んだり悲しんだりする毎日!保育園が、そんなありのままの自分の思いを素直に表現できる、そんな場所になれたら良いなと思います。
   平和を作り出し、未来を築いていく子どもたち。
   これからも、子どもたちの気持ちを受けとめて、見守っていけたらと願っています。

  (YMCAつるみ保育園 小林真実)