YMCAあつぎ保育園ホサナ・ホサナでの食育への取り組み、「さかなの日」のご報告
給食で幼児組の子どもたちが骨付きのお魚料理(アジのひらき)に挑戦しました。
ふだんの給食で出てくる魚料理は、骨のない切り身の魚の料理。この日はいつもと違って、自分で骨を取り除かなくてはいけません。おはしを使って食事をする練習にもなります。
最初に栄養士のリーダーが、骨の取り方をホワイトボードに貼った絵を使って教えてくれました。お魚を前にして、最初は「どうやって食べたらいいの?」ととまどっていた子どもたちも、おはしを上手に使って骨を取り除いて食べました。骨にくっついてしまったおいしいところも残さないように、それでいて骨までも口に入れてしまわないように気をつけながら身の部分を口にしていました。
小学生や中学生の中にも、焼いたり煮たりした丸ごとの魚料理を、どこからおはしを付けたらいいのかわからずに上手に食べられない子がいるそうです。保育園の給食で骨付きの魚を出すことで、魚料理に対する苦手意識を持たないようにして欲しいと、「さかなの日」を献立に取り入れています。
ホサナの子どもたちは、お魚が美味しいことをよく知っています。まだおはしの使い方に慣れていなくても、骨を取り除くのに少しくらい苦労しても、その美味しいお魚を食べるために、みんな一生懸命でした。
<YMCAあつぎ保育園ホサナ 園長 野澤ひらく>