乳児保育園では1.2歳児の合同クラスで異年齢保育を行っています。
24名の子どもたちが年齢ではなく個々の発達や興味に合わせた保育が出来る様にしているのでお散歩等はグループに分かれて出かけています。
そんな生活の中で2歳児クラス(そらぐみ)の子どもたちには自然に年長児としての自覚が芽生え、様々な場面で1歳児クラス(ほしぐみ)の子どもたちのサポートをする姿が見られます。
ある日夕方テラスに上がろうとする中、保育者が外に出るとそら組の子がほし組みの子に靴を履かせてあげる姿が!保育者と目が合うと「履かせてあげてるのー!」と何とも誇らしげな様子。
それを見たほし組の子どもたちは次から次へ「やってー」「できないー」とそら組のお兄さんお姉さんに甘え出すのでそら組は大忙し!
「先生がやってあげようか?」と言うとプイっと靴を後ろに隠し“そら組さんじゃなきゃイヤだ”アピールする子もいて保育者はすっかり用無しです。
忙しそうに働くそら組に対し、悠々と履かせてもらう順番を待つほし組の姿が何とも微笑ましくホッとさせられた出来事でした。
(とつか乳児保育園 小林由季)