2014年11月1日土曜日

作って、食べて、遊んで楽しい1日

YMCA山手台センターアウトドアクッキングのご報告
 10月26(日)に野外特別プログラム『アウトドアクッキング』を実施しました。場所はこどもの国で行いました。年長~小学三年生のお友だちが16名、またグループの中のリーダーとして参加してもらう『チビッこリーダー』として4名のお友だちが参加してくれました。
 こどもの国へ向かうバスの中では、リーダーがゲームをしたり、歌を歌ったりとにぎやかに過ごしました。
こどもの国に着いてからはまず最初に遊具広場でグループ関係なく遊びました。長くて幅の広い滑り台をすべったり、タイヤに乗ってグルグル回ったり、お友だちと仲良く遊んでいました。グループ関係なく遊んだことで、「一緒に遊ぼう。」と他のグループの子とも遊ぶ姿を見ることができました。

遊んだあとはいよいよメインのプログラム アウトドアクッキングを行いました。メニューは焼きそばとデザートにフルーツポンチと焼きマシュマロでした。バーベキュー場の前に着いたらまず料理をする上でのお約束をお話して、三角巾やエプロンの準備をして席に着きました。2つの机に2グループずつに分かれて最初に役割分担をしました。役割分担の話し合いのときにはみんな「パイナップル切りたい!」「私は野菜切りたい!」と積極的に手を挙げていました。
役割分担をしたあとは野菜を洗い、それぞれ順番に包丁やステーキナイフを使って、野菜やフルーツを切りました。リーダーが側につきながら、子どもたちは真剣に切っていました。特にチビッこリーダーとして参加してくれている小学四・五年生の子が率先して野菜を切ってくれました。手を猫の手にしたり、包丁から手を離しておくなどリーダーから言われたことに気をつけながら大量に用意した野菜やフルーツを無事に切り終わりました。野菜を切っている間、麺をほぐす係の子はボウルに麺をほぐしておいてくれました。
次に切った野菜をいためる・ウィンナーを焼く作業をしました。炒めたり焼いたりする際、子どもたちはみんなやってみたい様子で「次、貸して。」と順番にトングや箸を回していました。また使っていないもう一つの机で、焼きそばの麺も炒めました。炒める際は「手が空いていて、炒めるのやりたい人!」とリーダーが聞くと「空いてる!」「やりたい!」と手が挙がったので、じゃんけんで勝った人何人かにやってもらいました。
麺が炒めおわったらお皿に焼きそばを盛り、みんなの用意ができたら全員でいただきますをしました。作っている時間が長かったのでみんなお腹がペコペコでした。そのなかで食べる焼きそばはかなりおいしかったようで、みんな「おいしい!」ととてもいい笑顔で食べていました。リーダーも子どもたちがおいしそうに食べているのを見て嬉しくなりました。焼きそばは作りすぎたかなと心配していましたが、「焼きそばおかわり!」とおかわりする子が多く、見事みんなで食べきりました。
また焼きそばを食べたあとはフルーツポンチを食べました。フルーツの上にサイダーをかけたフルーツポンチはとてもおいしかったです。フルーツポンチも「まだ残ってる?」と聞いて多くの子がおかわりをしていました。そのあとは串にマシュマロをさして食べました。

みんなで食べたあとは後片付けをしました。後片付けではリーダーが「それぞれ紙のお皿やプラスチックなど分別してまとめてから捨ててね。」と言って始めると、あっという間に子どもたちは机の上を片づけを終えてしまいました。流しにいたリーダーが戻ってきて「えっ!もう終わったの!?」とびっくりするぐらい早かったです。
 全体として野外炊事に時間がかかり予定通りに進まないところもありましたが、目標であった「グループごとに分担して協力する」、「積極的にお手伝いをする」という子どもたちの姿が多く見られる活動となりました。またチビッこリーダーが移動の度にグループの人数を数えてくれたり、幼稚園や低学年のお友だちに教えてあげるなどの姿を見ることができました。参加してくださったお子様、送り出してくださった保護者の方ありがとうございました。また春先にもプログラムを行う予定ですので、次回も多くの方のご参加をお待ちしております。
(YMCA山手台センター 下山 夕貴)