横須賀YMCA・国際交流プログラムのご報告
横須賀YMCAでは、8月20日(水)13時30分〜15時30分で「 English Summer Festival」 を実施いたしました。ふだん英語の年間クラスで指導していただいているバイリンガルの日本人講師2名、フィリピン、ケニア、ジャマイカ出身の外国人講師3名、横須賀米軍基地にお住まいのフィリピン出身のご家族5名、横須賀YMCA運営委員長、リーダー、スタッフ、そして19名こどもたちや保護者が参加し、夏休み終盤の生きた英語を楽しむひとときを過ごしました。参加者の皆さんにはパーティーを盛り上げてもらうために、浴衣や甚平、サッカーや体操のユニフォーム、妖精やお姫様のドレス、ハワイアンドレス、アロハシャツなど思い思いの衣装をきていただきました。その中で一番目を引いたのは、なんといっても、普段英語クラスの指導をしていただいているケニア出身のマカ先生の民族衣装でした。
プログラム全体の進行は水曜日の中高生クラスを指導されている戸高先生が担当してくれました。またスペシャルゲストとして参加していただいたフィリピン国籍の2家族の皆さんが、楽しいダンスを披露してくれて、最後は参加者全員で楽しく賑やかに一緒に踊り合いました。フィリピン出身の10代前後のユース世代の子どもたちは、若さとエネルギーあふれるダンスパフォーマンスを披露してくれて、恥ずかしがり屋の日本の子どもたちを元気よく盛り上げてくれました。
またYMCAが大切にしているキリスト教の教えやイエスキリストの生き方について、改めて学んだり、日本でもよく知られているメロディーの「いつくしみ深き」を英語で歌ったり、グループに分かれて多文化理解ゲームを競い合ったり、後半は参加してくれた講師の皆さんがリーダーとなって日本、ケニア、ヨーロッパ圏文化体験を深め、最後にはそこで学習したことのパフォーマンスを皆の前で行いました。
参加した皆さんの参加費の一部は国際協力募金としてパレスチナ・ガザの緊急支援募金に充てさせていただきました。参加した皆さんがこれからもYMCAで世界について理解を深め、平和のために貢献する社会人になってくれることをお祈りしています。
(横須賀YMCA 佐々木美智)