学童では、月に一回ほど食育などを目的としてクッキングを行っています。こどもたちはクッキングを通して、お友だちと協力することを学んだり、自分で料理をすることの楽しさや難しさを感じています。今回のクッキングでは、この時期に旬を迎える栗を使いココア味と抹茶味の2種類のカップケーキを作りました。
こどもたちは学校から帰って来て、すぐに着替えと手洗いを済ませクッキングスタートです。まずは茹で栗を子どもたちにむいてもらいました。「はじめて栗をむいたよ!」と言いながら楽しそうにむいている子や渋皮がなかなかむけずに苦労している子もいました。
栗がむけたら、次は薄力粉・ベーキングパウダー・ココアパウダーまたは抹茶・水・砂糖を順番に混ぜて生地を作ります。ダマがなくなるまで生地をよく混ぜたら、紙コップに移して、一番上に栗をのせます。最後にレンジで3、4分温めるとふっくらと膨らんだカップケーキの完成です。出来立てあつあつでふわふわのカップケーキを「おいしい~!」と言って、食べていました。こどもたちのなかには、初めて抹茶味のものを食べて「苦甘い」という感想を教えてくれる子もいました。栗の皮むきや初めての抹茶味体験のようにこれからも学童で新しいことに触れる機会を作っていきたいと思います。
(YMCA東かながわ放課後児童クラブ 湯川 千愛)