とつか保育園では一年を通して行っている田んぼ活動で、案山子(かかし)作りにも参加をしています。
1、スズメ除け 2、先人たちの生活の知恵を学ぶ 3、たんぼの秋の風物詩という三つの目的を持っています。また材料は原則的になるべく自然のもので土に還るもので行います。
家庭から不要になった衣類(Tシャツ、ジーパン、とら柄の半ズボン、手袋、マフラー等)を寄付してもらいました。その衣類を前にどんな案山子にするのかを決めテーマは「ほしやまんば案山子」となりました。作り始めると「この洋服どうする?」「藁(わら)はどこにいれるの?」とやる気満々の子供たち。中には「自分の案山子ができたよ」と洋服に身を包む子もいました。また藁の中から稲を見つけ更にお米も発見すると「給食さんに見せてこないと」と走り出す姿もありました。
やまんばの絵を見ながら、顔のパーツも一緒に作りました。「ここに貼る?」「こんな形に切るの?」質問だらけのパーツ作り。出来上がった第一声は「あははは~」と想像と違ったのか、面白い姿だったのか大笑いでした。
完成した案山子は舞岡公園内にある田んぼに飾ってあります。是非、近くにお立ち寄りの際は見てみてください。
(とつか保育園 興津 徳幸)