2014年8月7日木曜日

戦争のお話を伺って「平和って何だろう?」を考えました

YMCAとつか保育園 5歳児クラス・平和の日のご報告
 YMCAとつか保育園5歳児クラスでは、7月29日(火)に『平和』について考える時間をもちました。いつも園内の清掃・整備をしてくださる星野さんから、子どもの頃体験された横浜大空襲と、湯河原への集団疎開のお話と、『平和』への思いをお話ししてもらいました。星野さんの脳裏に焼き付いているB29爆撃機、夏の青空(入道雲)、ホタル、食べ物の4つの写真を見ながら、お話を進められました。
まず最初にB29から爆弾が落とされたという話では、「爆発しなかった爆弾(不発弾)を触って割れたらどうなるの?」、「爆弾が海に落ちたら魚はどうなるの?」、「飛行機の所から出るの?」と子どもたちからは素朴な疑問が次々に出ていました。
戦争中には食べ物や飲み物がないという話から、「みんなは今食べ物がなかったらどうかな?」と聞かれると、「いやだ」という声があがりました。“戦争”をすぐに想像することは難しいですが、毎日保育園に来られなくなる、いつも食べている給食が食べられなくなるなど、身近なことから考えることができました。
  子どもたちからは、「なんで戦争は起きるの?」「日本は戦争していたの?」「戦争の飛行機はなんでいっぱいあるの?」「爆弾はなんで落ちると燃えるの?」など、沢山の「なんで?」という声が多くありました。
 星野さんからは「自分の主張ばかりで、相手のことを聞かないとケンカになり、戦争になるのでは。」「平和を祈りましょう。」と締めくくってくださりました。

お話のあと、クラスで振り返りをして、子どもたちから感想や意見が出ました。「平和っていいなぁ」「平和って大事」という声があがり、それぞれに、“平和”について考えられる良い時間を持つことが出来ました。
(YMCAとつか保育園 興津徳幸)