いずみ保育園5歳児クラスぞうぐみの子どもたちが、7月の終わりに保育園バスで三浦ふれあいの村に行ってきました。
到着すると三浦ふれあいの村のもっちゃんリーダーが素敵な笑顔で出迎えてくれました。
ベトナム国籍の園児の中には海が初めてで、初めて見る海(特に波)にとても興味津々になっていました。
岩場に着くと「気持ち悪~い」「な~にこれ?」と大量のフナ虫を指さし、「臭虫だよ!きっと」と話し合っていました。
しばらく歩いて行くと、小さな蟹をたくさん見つけ、傍らに落ちていた木の棒を使ったりあの手この手で捕まえようとしていました。
途中、数人の子どもたちは諦めて、近くにいた小さなヤドカリを捕まえて楽しんでいました。
最後の最後で、引率の男性職員が蟹を捕まえることができ、みんなで蟹を観察し、「きっと、かにさんも家に帰りたいよね」と子どもたちと話し合いその場で逃がしました。
一度、部屋に戻り小休憩をした後にいよいよ楽しみにしていた海に入水しました。
「海だ~」と叫びながら、海に入る子や砂浜で波から逃げて遊ぶ子、波に押されたり、色々な海の生物を近くで見ることができた子など個々に合わせた楽しみ方をしていました。子どもたちは、自分のペースで楽しんでいたので、満喫しきった様子でした。
夏の海という自然の中で、心身を解放させて思いきり遊ぶことができたぞうぐみ(年長児)の子どもたち。また一つ、新しい世界に触れ、自分たちの世界を広げることができたと思います。
これからも友だちと一緒に様々な経験を通して、心と身体の成長になることを願っています。
(YMCAいずみ保育園 川原 邦之)