2014年8月4日月曜日

「ふじさんぽ」に行きました

ファンタジー森1キャンプ 2日目のご報告
 「ふじさんぽ」は、山の自然に興味を持ち、好奇心を育て、歩き、体力をつけることができるプログラムです。この自然との楽しい出会いを考えたとき、まずはそれぞれのペースで、山を自由に歩くことが必要となります。
 反対に、大人の視点でイメージしてゴールを目指しては、山が嫌いな子どもになりかねません。YMCAでは、子ども達にペース配分を押しつけることなく、決められた道だけでなく、自由に歩けるエリアを選びプログラムを行いました。


また、山を歩いている最中には、子どもの興味を大切にし、リーダーがその時々の子ども達の発見や楽しみを拾いだし、その感動を子どもと同じレベルで共感することができました。たとえば、道脇にある花に子どもが気づけば、「きれいな花だね。あとで名前を調べよう」とか、「この落ち葉を見てみよう」「すごい景色だね」などなど。大人の価値観だけで登山を進めることなく、子どもの世界観やリズムを尊重するという姿勢が、このプログラムを成功させる秘訣です。
今日も、天候に恵まれ思い切り自然の中で遊ぶことができました。
(ファンタジー森キャンプ総合ディレクター 青木一弘)