自然のなかで五感を育み

ファンタジー森２キャンプのご報告
　今日は、ふじさんぽに出かけました。森の中では、澄んだ空気、鳥や木々のさえずりなど都会では味わえない素敵な環境を満喫することができました。また、倒れた丸太の一本橋渡りや砂すべり（走り）、ロープで作ったブランコなど様々な遊びを思い切り楽しみました。

昔は当たり前で、周りにありふれていた自然。この自然が少しずつ姿を消して、その代わりに、自然を疑似体験する教材やゲームなどが登場してきました。使い方を間違わなければ、楽しく遊べると思いますが、これでは、本来の自然の持つ、感触を味わうことはできません。子供達には本物の自然に触れさせてあげて、人も物もいたわれる、心の優しい人になって欲しいと願います。

子供は自然の中でのびのびと育ててあげるのが、理想だと思います。暮らしがどんどん便利になっていく一方で、忘れられていく、自然の大切さ。その大切さを見直し、環境のことを私達みんなで考えなくてはいけないと思います。とても短い時間でしたが、富士山の大自然の中で楽しく遊ぶことができました。自然は、五感を育みます。今日は、自然と触れ合うことの大切さを感じてもらえたかと思います。

（ファンタジー森キャンプ総合ディレクター　青木一弘）