7月中旬まで、保育園ではお休みするお子さんはとても少なく、元気いっぱいでしたが7月後半から8月にかけて、お熱でお休みするお子さんが目立ち始めました。
プール熱やヘルパンギーナと診断されたお子さんもいましたが、その多くは原因が特定されないことが多いようです。
夏の暑さで疲れもたまってくる時期に欠席されるお子さんが急に増えてきています。週末は、お子さんの体調に合わせてご家庭でゆっくり過ごしていただくようお願いします。
お子さんにたくさんの夏を味わってもらおうと、いろいろな計画を立てていらっしゃることと思いますが、体調がおもわしくないままに出かけてもお子さんは楽しめないだけではなく、疲れたまま保育園の生活にもどることになります。体力も落ちていますので容易に病気をもらってしまうことにもつながります。お子さんと一緒に楽しめるよう、体調の変化に合わせた過ごし方を工夫できると良いですね。
登園は、急がないようにしましょう。特に暑いこの時期、体力の消耗も激しいので、熱が下がってから24時間はご家庭でゆっくり過ごし、熱が上がらないことを確認するとともに、食欲や遊び、表情がいつもどおりになってからの登園がいいですね。24時間経過をみないままに登園することは、なんとなくいつまでも体調がすっきりせずに長引くことになってしまいますし、お子さんも園生活を楽しめないままに過ごすことになってしまいます。
夏の暑さは、もうしばらく続くと思われます。しっかり食べて、しっかり眠って、夏を元気に楽しみましょう。
(とつか保育園 看護師 太田律子)