2014年7月3日木曜日

サマーキャンプ始まります

横浜YMCA・リーダートレーニングのご報告
 横浜YMCAサマーキャンプが7月下旬から始まります。参加していただく子どもたちが楽しく安全に活動が出来るようにサポートするカウンセラーリーダーのトレーニングが富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジで6月28日(土)~29日(日)の1泊2日で行いました。キャンプ当日を想定し、キャンプ地までの道のりで不安な気持ちや車酔いしてしまうのを防ぐためにゲームをしたり、キャンプソングを歌ったりとリーダーの緊張も少しずつとれて、周りの仲間が増えていく様子もみながら、横浜の雨も朝霧高原の富士山YMCA付近に着くと曇り空となりこれからの活動にも気持ちも上がってきました。
開会式ではこれまでの道のりとこれから始まるキャンプの成功を祈りスタート。昼食をグループでとりながら自己紹介、役割分担を決めたり、食後の運動でバトミントンやハンモックで遊び、施設散策を兼ねた設問をクリアしていくオリエンテーリングでは個々の発言を大切にグループの協力も深められました。やはり梅雨の空は朝霧富士山にもやってきました。小雨が降る中テントの設営を試行錯誤。自分たちで立てたテントでグループの仲もグッと近づきました。
夜は室内キャンドルファイヤーを行いました。グループ皆で話し合って練習したダンスやゲームを全身を使って動き、盛り上がることができました。雨の中でのテント泊でしたが朝には雲の隙間から晴れ間ものぞき清々しい朝を迎えました。

2日目のメインは野外炊事。みんなで作るご飯は良いグループワークの手法として子どもたちのキャンプでも仲間作りに効果的です。メニューは定番のカレーづくり。様々な食材や味が違うカレールーをチョイスして、薪割りや食材切りを分担しながら調理をしていきました。シーフードトマト味カレーや隠し味が決め手の大人味カレーなどそれぞれのグループで違う味が楽しむことができました。スイカ割りもでも盛り上がり、グループそして全体の輪がひとつになった時間でした。

この2日間で学んだことや自身でキャンプの思いを込めて、一人ひとり「キャンプ宣言」を富士山に向かって「安全に楽しいキャンプにするぞ!」、「自分も楽しみ、子どもたちにキャンプの楽しさを伝えたい!」など大きな声で宣言しました。
関東大震災で被害にあった人々を励ますボランティア活動がきっかけで始まった横浜YMCAキャンプは今年度90周年を迎えます。先人より今日まで受け継がれてきたこのキャンプはもうすぐ海・森・山を舞台で始まります。リーダー一同夏の素晴らしい思い出をみんなと一緒につくりあげて行きます。楽しみに待っていてください!
http://www.yokohamaymca.org/program/kisetu-s-camp.html
(2014サマーキャンプ一覧)

(湘南とつかYMCA 服部雄貴)