中央YMCA・ウォーターセーフティーキャンペーンのご報告
横浜中央YMCAのウエルネススポーツクラブのいっとんリーダーの協力で、心肺蘇生法の講習を実施しました。「もし道で人が倒れていたら?」「もしお家でお父さんやお母さんが倒れたら?」そんな投げかけから始まり、小学生にもできることがある、ということを学びました。まずはウォーターセーフティキャンペーンのリーフレットを見ながら、心臓の役割や心臓が止まってしまうと起こりうる状況について学び、子ども達の表情は真剣そのものでした。そして「救急車が到着するまでに、何ができる?」ということを一緒に考えていきました。
そのあとは実際に、模型を使い、心臓マッサージや気道確保の練習をしました。心臓マッサージは思った以上に力が必要で、難しい部分もありましたが、30回を3回セットやる練習でも、子ども達はめげずに一生懸命取り組んでいました。最後は心臓マッサージ、気道確保、人工呼吸の1連のすべての流れにも挑戦!「もう1回やってみる!」という声もあり、その子ども達の真剣な表情と練習に取り組む姿がありました。子ども達には「もし大事な人が倒れてしまったとき、自分が助けるんだ」という意識が芽生え、その真剣な気持ちがリーダー達にも伝わってくる講習となりました。
(横浜中央YMCAアフタースクール 田中萌)