鎌倉車いすと共に歩む会では、障がい者と健常者がお互い対等な立場にたって、極めて自然な友人同士の交流をし、心の安らぎ、喜びを体感すべく、年間に数回プログラムを実施しています。
今春は、4月5日(土)に根岸森林公園にて花見を行いました。
入念な下見により、乗り換えの駅、目的地の駅などでの、障がい者トイレ、エレベーター、スロープをスムーズに利用できました。毎回、感じることですが、各駅の大きさなどの問題もあり、一概に合わせることは難しいことはわかりますが、エレベーターの大きさや配置場所などは、それぞれの駅で違い、移動の不便さを感じました。まだまだ、障がい者に対しての施設改善は必要だなと考えさせられました。
さて、プログラムですが、若干の肌寒さはありましたが、桜が満開で桜の舞う中美味しくお弁当を食べることができました。その後、公園内から根岸競馬場一等観覧席まで移動しながら桜を見学しました、人が大変多かったですが、周りの方も車いすに対して配慮をいただき、じっくりと見ることができました。根岸森林公園に近接してある、馬の博物館を見学しました。横浜に昔あった競馬場の資料や馬と人間の文化関係など興味深く見学できました。最後にポニーと写真撮影できたのもよい思い出となりました。
(鎌倉YMCA 添谷 憲一)