2014年3月18日火曜日

Jazzコンサート・東日本大震災復興への思いを新たに

横須賀YMCA東日本大震災復興支援チャリティコンサートのご報告

「3・11」を2日後に控えた3月9日(日)、横須賀YMCA主管で、京浜急行「横須賀中央駅から徒歩7分の「日本基督教団 横須賀小川町教会」にて東日本大震災復興支援チャリティコンサート『Church De Jazz』コンサートが実施されました。

ジャズ家系三代目で、14歳からジャズボーカルを専門家について学んだ >>飯田さつきさんが、ピアニスト・妹尾美穂さんによるピアノ伴奏で『Amaizing Grace』,『You Be So Nice home To』など約15曲を、アカペラを交え魅力的な声で熱唱されました。被災地に向け、情感をこめたその歌声とピアノの音色に、約140名の皆さんが酔いしれました。
飯田さんは「3年前被災地を訪れた時、初めはどのようにしていいかわからなかったが、最後はビール箱で作った即製舞台に被災者の方が大勢乗ってきてみんなで一緒に踊ってくれて嬉しかった」と話しました。妹尾さんは「当時、ふるさとの岡山から東京に出てきたばかりだったが、被災地を訪問して津波で流されてきた、泥まみれのピアノを見た時はショックだった」と報告し、ジャズとピアノ演奏で被災者の皆さんに熱いエールを送っていただきました。コンサートのクライマックスでは、お二人と参加者全員で被災地に向けて、復興支援ソングとして有名になった「花は咲く」を合唱しました。依然厳しい生活を余儀なくされている被災者を思いやって涙ぐみながら歌っている方もいらっしゃいました。

吉田雄人・横須賀市長からもコンサート開催を祝すメッセージが寄せられました。コンサート終了の際には、31,663円の募金が集められました。今回のコンサートの収益金および寄付金は宮城県の仙台YMCA、岩手県のYMCA宮古ボランティアセンターを通し、東日本大震災復興支援活動に充当いたします。東北の地で今もなお困難な生活を強いられている方々のために、一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。
(横須賀YMCA 佐々木美智)