Moroccoってどんな国？

英語幼児園・YMCA Global Kindergarten・保育活動のご報告
　全日制英語幼児園・YMCA Global Kindergarten (YGK) では、２月のテーマとして “Different cultures” を取り上げています。
　そこで学びの一環として、２月１３日（木）にMorocco（モロッコ）出身のJalil先生をお迎えして、お国紹介をしていただきました。北アフリカに位置するこのモロッコという国はどんなところなのでしょう。
　Jalil先生は、モロッコの衣装と正装に使われる帽子をかぶって登場しました。まず、モロッコの旗を見せてくれました。赤字に緑色で星が一つ描かれています。

次に、モロッコのあいさつの仕方を教えてもらいました。右手で握手をして、その手を離した後に自分の胸（心臓のあたり）に持っていくのがモロッコ式のあいさつで、これは “I like you.（あなたのことが好きですよ）” という意味があるそうです。

それから、モロッコのTajin（タジン鍋）についてお話をしてくださいました。Tajinとは、最近日本でもおなじみになった調理用の鍋、そしてその鍋で作った料理の両方を指す言葉で、その調理には約１時間かかるそうです。Tajinには、たくさんの野菜（トマト、玉ねぎ、ナス、パセリ、にんにく、にんじん、じゃがいも）、お肉、様々なスパイスを入れます。そして、出来たお料理は、みんなで一つの鍋からいただきます。食事には、右手を使いますが、親指、人差し指、中指の三本の指だけを使うのだそうです。また大切なのは、食べる時に自分の前の部分を食べること、人のところまで手を伸ばして食べてしまうのは失礼なのですって。
　実は、日本にはモロッコからある食材が輸入されています。それは、sardine（鰯）か、octopus（蛸）、それともpotato（ジャガイモ）のうち、どれでしょうか。正解は蛸です。モロッコは海に面した国で、日本にも蛸を輸出しているのだそうです。今度、買い物に行くときにチェックしてみましょう！

それから、モロッコの子ども達の歌を聞かせてもらいました。皆で輪になって手をつないで、音楽に合わせて体を揺らします。アラビア語の歌はやはり遠い国を思わせるメロディーでした。
　そして、モロッコのじゃんけんのような遊びも教えてもらいました。三人組でリズムに合わせて、手を真ん中に出します。手の甲か手のひらのどちらかを出しますが、他の二人と違う方を出した人が勝ちです。早速、みんなで三人組を作って遊んでみました。モロッコのじゃんけん、覚えられたかな？
　今年度も残り少なくなってきましたが、寒さに負けずに元気いっぱいに過ごしましょう！次はどんな楽しいことが待っているのかな？お楽しみに！

（中央ＹＭＣＡ　中村　礼子）