八景Y保育園では、乳児組(0~2歳児)の間は、年齢(生年月日)で分ける「クラス」という枠組みを外し、1人ひとりの子どもが、今、どの発達段階にいるのかを見極めて、必要に応じた活動や生活ができるように、小グループで保育をしています。
ですので2歳児さんの幼児組への「進級」も、毎年4月に「皆さんご一緒に」で進級するのではなく、発達が幼児組の段階に届いたお友だちから順に、数人ずつで進級していきます。
今、4人のお友だちが「プレ進級」をしています。
「幼児組のお部屋で遊ぶのが楽しみで楽しみで、保育園に行きたくて仕方ない。」と、ママがお話してくれました。
今日は、積み木遊びをしました。4歳児のお兄さんお姉さんが、一緒に遊んでくれて、長い長い電車(線路?)が出来上がりました。「やったー、できたーー!!」って、大喜びでした。
その様子を見ていた3歳児のお友だちが、突然リーダー(保育士)のおヒザに飛び乗って「アタシ、もう進化しても良い??」と言いました。
リーダー:「進化って、なあに?」
子ども:「ポケモンの進化だよ」
リーダー:「そうなんだ。何から何に進化するの??」
子ども:「くま(3歳児組)から、ひつじ(4歳児組)だよ」ですって。
「もちろん!! どうぞ!!」と答えると、とっても嬉しそうに「アタシ、ひつじに進化するんだ!! 〇〇ちゃんも一緒にしようよ」とお友だちを誘っていました。
小さなお友だちの姿を見て、自分もそろそろかな?って思ってのでしょうね。
この気持ちを、大切に守りたいと思いました。
(金沢八景YMCA保育園 迫 弓子)