2014年2月6日木曜日

神さまに守られて、平和の中で子どもが育まれますように

YMCAあつぎ保育園ホサナホサナだより2月号より「園長だより」
2月の聖句
「平和を保ちなさい。そうすれば、愛と平和の神があなたがたと共にいてくださいます。」
(コリントの信徒への手紙Ⅱ 13:11)

「平和」について聖書に出てくる箇所を、いくつかご紹介します。
・「平和をつくる者は幸いです。その人は神の子どもと呼ばれからです。」(マタイの福音書5:9)
・「そういうわけですから、私たちは、平和に役立つことと、お互いの霊的成長に役立つことを追い 求めましょう。」(ローマ人への手紙14:19)
・「その努めのゆえに、愛をもって深い尊敬を払いなさい。お互いの間に平和を保ちなさい。」(テサロニケ人への手紙Ⅰ5:13)
 他にも何カ所かあります。そして、聖句で取り上げたコリント人への手紙Ⅱ13:11「完全な者になりなさい。慰めを受けなさい。一つ心になりなさい。平和を保ちなさい。そうすれば、愛と平和の神はあなたがたとともにいてくださいます。」
 「平和」ってなんでしょう?「平和」の反対は「戦争」ですか?私たちは、本当に「平和」の中で暮らしていますか?「戦争」でないことが必ずしも「平和」であるとは限りません。戦争でなくとも、人として持つべき最低の権利をもっている。とか、不公平でない、暴力がない、これらをすべて考えた上で「平和」であるかどうか考えなければならないと思います。
 「平和」は誰か1人や、一部の人たちだけに与えられるものではありません。誰かにとって「平和」な状態でも、それが他の誰か、地域、国の人々にとってそうでなければ、それは「平和」とは言えないからです。だからこそ、みんなが協力して、お互いにお互いのことを思いやって、ともに求めて行かなくてはいけないものだと思います。「一つ心」になって、みんながお互いの「平和」について考えることができるようになることこそが、大切です。まずはホサナの子ども達から、「みんな」の世界が広がっていくことを祈ります。
(YMCAあつぎ保育園ホサナ 野澤ひらく)