YMCAいずみ保育園では冬に、寒さに負けない身体づくりと最後まであきらめない気持ち、お互いを認め合うことなど、心と身体の成長を育む活動として相撲を行っています。
お互いに応援し合いながら、毎日寒い中元気に相撲をし、先日は相撲大会を行い“千秋楽”を迎えました(くわしくは1月17日のブログをごらんください)。
2月18日(火)にはなんと、以前、5歳児クラスの園児たちが訪問をさせて頂いた春日山部屋の、春日龍さんと幸山さんのお二人が保育園に来てくださいました。
お二人が登場すると、初めて見る『おすもうさん』の迫力と大きさに子どもたちは大興奮!
最初の質問タイムでは「どうやったら、強くなれるの?」とか「ごはんはどれぐらい食べるの?」など子どもたちから次々に質問があがりました。「好き嫌いをしないで良く食べると強くなれます」「いっぱい練習をして、いっぱい寝ると良いです」などとアドバイスが。「ごはんはラーメンどんぶり3杯(!)」には驚きました。
次に、子どもたちの取り組みを見てもらいました。懸命に相撲をとる子どもたちの姿に、「あたりがいいですね」「負けない!という気持ちがこもっているところがいい」などとほめてくださいました。
そしていよいよ、『おすもうさん』同士の取り組みです。バチン!!という体がぶつかる音、気合の入った息使い、豪快な投げに、子どもたちはハッとした表情に変わり、吸い込まれるように魅入っていました。実演での技解説では、「横に投げるのではなくて、下に打つと投げることができます」や「持ち上げるときには、お腹に乗せると良いです」など話があり、子どもたちは真剣にきいていました。
その後、子どもたちといっしょに相撲をとってもらいました。5,6人で押したり、投げてもらったり、抱っこしてもらったり。とても楽しい時間でした。最後は、男性職員が挑みましたが、もののみごとに投げられました。
本物のおすもうさんと触れ合う機会を与えていただき、春日龍さんと幸山さんのお二人、そして春日山部屋の皆様には本当に感謝です。言葉では表せない凄さを肌で経験できたことは、きっと子どもたちにとって忘れられない思い出になったのではないかと思います。また、メッセージとして『よく食べ、よく遊び、よく寝る』ことの大切さを子どもたちに伝えていただきました。ありがとうございます。これからも、このような活動を通じて、子どもたちが心身共に健康になってくれればと願っています。
(YMCAいずみ保育園 川原 邦之)