2014年1月7日火曜日

Happy New Year

英語幼児園・YMCA Global Kindergarten・世界のお正月プログラムのご報告
 新しい年が始まりました。全日制英語幼児園 YMCA Global Kindergarten (YGK) の園児たちも楽しい冬休みを終えて、元気いっぱいに戻ってきました。
 さて、世界の各国ではお正月をどのように過ごすのでしょう。YGKの先生たちにお国紹介をしてもらいました。
トップバッターはハンガリーです。ハンガリーでは、お正月には鶏肉ではなく、豚肉を食べるそうですよ。その理由は、ブタは食べ物を探す時に鼻で土を押しやりますが、その姿が幸運を運んでくるように見えるからなのですって!なるほどですよね。その反対に、ニワトリは足で土を後ろに飛ばすので、幸運を追いやってしまうということで食べたらいけないそうですよ。他には、Lentil soupを食べるそうです。Lentil(ヒラマメ)がコインのように見えるから、お金に困らない年になるようにとの願いを込めて食べるのだそうですよ。また、お年頃のお嬢さん方はその年に結婚できるか、お相手はどんな人なのかが気になりますよね。男性の名前を紙に書いてお団子にくるみ、それを鍋で茹で、最初に浮かび上がってきたお団子の中に書かれていた名前が将来の結婚相手だとか、溶かした鉛を水の中に流し込み、固まったものを見て、将来の旦那さんの職業を占う風習があるそうです。
 さて、お次はメキシコです。メキシコの新年のあいさつは “Feliz año nuevo” というそうです。新年には、家族や親戚がみんなそろって豪華なお食事をいただくそうです。そして、日本では除夜の鐘は108回ですが、メキシコでは鐘を12回鳴らすそうです。鐘が鳴った時に、お願い事をしながらブドウを一粒ずつ食べるのだそうです。他には、恋愛運や金運アップを願って赤や黄色の下着を履いたり、旅行に行きたい人はスーツケースを持って家の外に出たり、箒で悪運を外に掃き出したりする習慣があるそうです。
次に、フィリピンのお正月について話をしてもらいました。一年の繁栄と幸運を願って西瓜やリンゴ、ココナツ等12種類の果物をお供えすること、悪霊を追い払うために爆竹を鳴らすこと、お金を得られるように水玉柄の洋服を着ること、幸運を願ってブタを焼いて食べること、長寿を願って麺を食べること。そして、12時ちょうどにジャンプすると背が伸びると言われていて、子どもたちはみんなジャンプするのですって!そして、信心深い国ですから、ミサに出席することは忘れずに行うのだそうですよ。その他にも、いろいろな習慣があることを教えてもらいました。
 最後に、日本でのお正月のお祝いについても話をしました。おせち料理や鏡餅、カルタや羽根つき、コマ回し、双六にお年玉、獅子舞もありますね。最後に、十二支はどのように決まったのか、その由来についての絵本を英語で読んでもらいました。猫とネズミがどうして仲が悪いのか、その理由も書いてありましたね。
 YGKのお正月はお餅つきでしめくくりになります。お楽しみに!
 (中央YMCA 中村 礼子)