2014年1月24日金曜日

3・11あの日を忘れない

中央YMCAバイリンガルキッズクラスのご報告
 1月15日(水)・16日(木)の2日間で、バイリンガルキッズクラスでは、英語学校ディレクターの大谷さんによる、東日本大震災復興支援レポートがありました。
 イマージョン教育を展開しているバイリンガルキッズクラスでは、英語で学び英語で考える震災・防災ということで、YMCAの救援・復興支援レポートの英語版DVDをみんなで見た後に、昨年度1年間、岩手県のYMCA宮古ボランティアセンターでセンター長を務められた大谷さんのお話を英語で聞きました。
震災の日からほぼ3年経ちますが、最近ではマスコミでも被災地支援についてあまり取り上げなくなり、被災地近隣の地域ですら、徐々に風化されていく中で、遠く離れた地から復興支援として何か出来ることはないか、また30年以内にやってくる可能性が高い大地震に備えて、防災対策として今から取り組むべきことはないか、英語で取り組む機会を持ちたいと思って企画したプロジェクトです。
未だに、被災地の多くは復旧が進んでいない場所も多く、定期的に仮設住宅を回っていても、震災当時のまま心の傷が癒えていない被災者が今でも多いことを実感するといったお話をしていただき、先生も子どもたちも最後まで興味深く聞いていました。
これまでYMCAが復興支援で行ってきた活動についてのお話は、これからも支援が必要だということを確認することができましたし、横浜からどういった支援ができるかについて、また今後の震災に備えてどういった対策が必要かを考える良い機会になりました。
 これからも被災地支援の取り組みをクラスで継続して行っていきたいと思います。
(中央YMCA 中村 礼子)