12月末、幼児組の子ども達が大掃除をしました。「今日は、どこを、お掃除するの?」「宝物いれるとこ~~。」「おもちゃ~~。」みんな良く解っていますね。
一人ずつリーダー(保育士)から小さな雑巾を受け取ると、数人ずつのグループに分かれて大掃除が始まりました。
子ども達の個人ロッカーには、日々の着替えやリュックが入っています。ロッカーは、中の荷物を全部出して拭き掃除。すると子どもたちは、カゴまで一生懸命に拭き始め、カゴの裏まで丁寧に磨きました。グチャグチャになっていた洋服や靴下も、一つひとつ丁寧に畳んで、ロッカーはピカピカになりました。
玩具のお片づけを担当したお友だちは、玩具の拭き掃除だけではなく、ままごとコーナーのテーブルやイスまでピカピカに。ままごとコーナーがピカピカになると、周囲の汚れにも気付いたらしく、「窓もピカピカにしようね!!」って、コーナー横の大窓まで磨いてくれました。
各々の宝物箱(・・・お道具箱です)も大掃除。自由時間に作った製作物や、折り紙、変身遊びで作った服やリボンなどなど、大切な思い出がたくさん詰まっていました。
「リーダー、ココにあるのはぜ---んぶ大事だから、取っておきたいんだけど・・・」
「そっかぁ。 でも、宝物が箱からはみ出して、お隣のお友だちが(上下・左右の棚を使っている子)が、「コレ邪魔!!」って怒ってるよ。」「う~~ん。じゃあ、使わないのは捨てて、残りはお家に持って帰って遊ぶ」などと言いながら、みんなが宝物箱を片付けはじめると、あらららら・・・。
あっと言う間に、ゴミ袋がいっぱいになってしまいました。
コレを見た子ども達。「この色紙、まだ使えるよね・・・」「この折り紙も、まだきれいだよ」「もったいないね。捨てちゃ、ダメだよ!!」「やっぱり、これはまた使うから、とっておくね」どうやら大掃除を通して、宝物以上に大事なコトを発見できたみたいです。
掃除をするって、大切ですね。
(金沢八景YMCA保育園 迫 弓子)