2014年1月18日土曜日

ワッペンテストとは違った緊張感の中で

横須賀YMCA「第4回ワイリンピック」のご報告
 年末に水泳記録会「第4回ワイリンピック」を横須賀YMCAでは行いました。YMCAでは、各期の最終日にみんながどれぐらいできるようになったか項目ごとに泳力のテストを行いますが、そのテストとは別に水泳の記録会を行っています。「前回よりも記録があがるといいな。」「今までは15mだったけど、今回は25mにチャレンジするよ。」など、子どもたちもそれぞれ目標を持って、参加してくれているようです。
また、普段の練習も見られる保護者の方もいらっしゃれば、なかなか練習に見学に来られない保護者の方もいらっしゃいますが、時間を作って、大勢の保護者の方がプールサイドやギャラリーで声援を送ってくれました。
 普段は週1回同じメンバーで同じぐらいの泳力のお友だちと練習をしていますが、「ワイリンピック」では、様々なワッペンのお友だちの泳ぎも見ることができます。「バタフライかっこいいね!」「平泳ぎすごいね!」お姉さん、お兄さんの泳ぎを見て、いつかはこうなりたい!と思う幼児のお友だち。
ワッペンテストなどとはまた異なった雰囲気なので、とても緊張しているお友だち。みんなそれぞれ想いを持って頑張っている姿がとても印象的でした。記録会の最後には年齢・ワッペン関係なく縦割りのFUNレース「ロングビート板リレー」を行い盛り上がりました。今回もみんなの成長が目に見えて、私たち指導者も嬉しかったです。
また、記録会終了後に参加者の中の有志が集い、国際地域協力募金の一環で街頭募金を行いました。みんな最初は恥ずかしがっている様子でしたが、時間が経つにつれ、大きな声で呼びかけたり、募金に協力いただいた方にパンフレットを渡しながら、「世界で困っている人に使われます。」など、子どもたちなりにことばを考えて説明をしている姿も見られました。
 水泳の泳力がタイムがあがること、技術が向上することも大切です。そして今回のようなイベント・募金を通してプールに今、当たり前のように通えていることに感謝し、世界には様々な困難な中にいる人がいる現状を知り、みんなでひとつになって記録会及び街頭募金を無事に終了できたことに感謝します。
次回は3月に行う予定です。
(横須賀YMCA 尾内清香)