全日制英語幼児園・YMCA Global Kindergartenでは、1月のテーマで「職業」について学んでいます。
学びの一環として、Cub class(年長児)が1月14日(火)に神奈川県警察本部に見学に行ってきました。YMCAからゆっくり歩いて概ね15分で到着しました。建物の中では、実際にたくさんの警察官の方がお仕事をしていらっしゃいます。騒がないように、走らないように見学をします。
初めに20階の展望台を案内してもらいました。窓からは横浜スタジアムや大桟橋、赤レンガ倉庫等が一望に出来て、みんな大喜びでした。建物の上にはヘリコプターが発着できるヘリポートがあることや、4台のヘリコプターを持っていること、中には新幹線と同じくらいの速さで移動できるものがあること、海から船が発着できる場所も建物についていること等、いろいろなことを教えてもらいました。
続いて、交通管制センターに行きました。神奈川県内を走る主な道路の渋滞状況を把握して、それをETC等に発信している場所であることを教えてもらいました。それから、信号が古い型から新しい型へとなってきていること、新しい型にはLEDが使われていて、今までのものより長寿命になったこと等も聞きました。
次に、通信指令室を見せてもらいました。110番通報がここにかかってきて、ここから必要な情報が交番やパトカー等に出されることを聞きました。大きなモニターでは、パトカーがどのあたりをどちらの方向にどのくらいの速さで走っているのかを見ることができます。それを確認して、的確に指示を出すのだそうです。
その後、広報センターに移動しました。広報センターには、交通標識のお勉強等のゲームや警察官の制帽、白バイ等が展示されていました。ヘルメットをかぶって白バイにまたがったり、画面のゲームで遊んだりと、楽しく警察のお仕事を学ぶことが出来ました。
最後に、警察のことについて知りたいことをいくつか質問させてもらいました。この日、見学した警察本部の建物の中には三千人くらいの人たちがいて、神奈川県全体では一万五千人もの人が働いていらっしゃるそうです。たくさんの方がみんなの安全な生活を守ってくださっているのですね。身近なようでなかなか知らない警察のお仕事の一端を見せてもらって、貴重な学びになりました。
(中央YMCA 中村 礼子)