2014年1月16日木曜日

有機りんごを皮ごとガブリ!

YMCAかわさき保育園・食育活動のご報告
 冬はりんごの季節?? それはともかく、おいしいりんごが手に入ったので、ことり組(0歳児クラス)のみんなで食べてみることにしました。
 子どもたち一人ひとりにりんごを渡して、まずは触ってみました。とっても大きなりんごだったので、自分の顔と変わらないほど!ちょっとおっかなびっくりに手を触れると、ペタペタ叩いてにっこりしたり、持ち上げてずっしりする重さに「お~っ」と歓声をあげたり。中にはそっと押し戻すお友だちもいました。

次は、みんなの前で半分に切って、皮側と実の側の色の違いを見てみました。包丁でりんごを切るところを見て、目をまん丸にしながらも、どんどんカットされていくりんごに、目はくぎ付けです!
切り立てのりんごをまな板に乗せて、ひとり一つずつ配ると、さっそく「シャリッ」と、いい音を立てて、1口・・・、2口・・・、シャリッ、シャリッと、りんごを食べる音が絶え間なく聞こえ、ほっぺに手を当て、「おいしい」と教えてくれます。

皮ごとだけどよく噛んで食べといて、中には皮だけ出すお友だちもいたけれど、次々に「もっと」「もっと」おかわりをほしがるお友だちがいっぱい。3個あったりんごは10人の子どもたちがペロリと平らげてしまいました。

いつもは食の細いお友だちも、お家や保育園で果物があまり得意でないお友だちも、目の前でカットされたりんごへの興味と、みんなで一緒に食べる楽しさに、本当によく食べていました。季節のもの、そして、大切に育てられたおいしい食べ物の味は、ちゃんと子どもたちに伝わるのですね。
(かわさき保育園 渡邊順子 大田原雛子)