2014年1月6日月曜日

こどもの心も寄り添いながら

YMCAいずみ保育園クリスマスカード作りのご報告
 横浜YMCAの保育園では、日々の生活の中で、子どもたちといっしょに平和について考える機会を持っています。
 12月は、子どもたちがクリスマスカードを製作し、国内外のお友だちに送る取り組みを行いました。
 YMCAいずみ保育園では、5歳児クラスの子どもたちが、福島県いわき市の小島保育園の子どもたちに“素敵なクリスマスを”との願いを込めてクリスマスカードを作り、送りました。
 小島保育園は、「原発事故の影響により十分に外遊びが出来ない、いわき市の幼稚園・保育園の子どもたちに思いっきり遊んでもらおう」と企画された富士山YMCAキャンプに参加された園のひとつで、以来、横浜YMCAは親交を深めてきました。2014年1月には、いずみ保育園の子どもたちは小島保育園のお友だちといっしょに、富士山YMCAで雪遊びをすることになっています。
子どもたちは、色を塗ったり好きな絵を書いたり、シールを貼ったりと思い思いにクリスマスカードを作っていきました。最後に“こんにちは、ぼくは○○です”とか、“きゃんぷでいっしょにあそぼうね”“すぐにともだちになろうね” などと、ワクワクしながら、お友だちと会えるのを楽しみに、メッセージを書いていました。
カードを郵送して数日後、今度は、小島保育園から手作りの「クリスマスリース」が届きました。折り紙を輪につなぎ合わせた色鮮やかなリースです。“おてがみありがとう”“たのしみにまっててね”“いっぱいあそぼう”“しんかんせんにのっていくからね”などと、キャンプで会えることを心待ちにしているメッセージがたくさん並んでいました。
 リースを手渡された子どもたちは大喜び! その場で見せ合いっこしたり、お友だちの名前やメッセージを読み合っていました。

キャンプでも、さらにたくさんの交流が生まれ、やさしい気持ちや思いやりを持てるような体験がたくさんできるといいなと思っています。
(YMCAいずみ保育園 松本慶也)