かわさき保育園の感謝節では、毎年、みんなでけんちんうどん作りをしています。5歳児クラスがうどんを作りますが、みんなそれぞれできるお手伝いをします。0、1歳児は野菜を洗い、2歳児はお豆腐ときのこをちぎり、3、4歳児は野菜を切ってお手伝い。この日は一時保育の子どもたちも白菜ちぎりに参加です。みんなでできるお手伝いをして、5歳児クラスのお兄さんお姉さんに「おいしいうどんを作ってね」と願いを込めて託します。5歳児クラスのみんなも一生懸命作ります。
クッキングの時間は、いつもとは違った子どもたちの表情が見られます。うどんの種を寝かす時間には、「うどんはこれから少し寝ま~す」との声掛けに「(うどんは)目がないから寝られないよ」「じゃあ、トントンしてあげよう」とうどんを優しくトントントン・・・。「おやすみ~。おいしくな~れ」お昼寝の時にしてもらっていることをうどんに優しくしてあげました。3、4歳児ははじめて包丁を使う子も多く、野菜切りをするまなざしは真剣そのもの!切り終えると「ふぅ~っ。えへへへ」と安堵のため息と、満足の笑顔を見せていました。
みんなで作ったけんちんうどんは、幼児さんは昼食の時間に、乳児さんは午後のおやつに、一時保育のお友だちも一緒に、みんなで一緒に会食しました。みんな、おかわりをたっぷりして、神さまからの恵みを体いっぱいにいただきました。
(かわさき保育園 渡邊順子)