2013年12月2日月曜日

平和についての祈祷会

鎌倉YMCA鎌倉YMCA・湘南YWCA合同祈祷会のご報告
 11月21日(木)鎌倉YMCA・湘南YWCA合同祈祷会を鎌倉恩寵教会にて実施いたしました。
 YMCAでは、11月は平和月間として、平和についての祈祷会を実施、Peace Treeを作り平和の鳩カードに多くの方々より平和の願い、メッセージを書いていただき、Peace Treeに貼ります。また、海外の交流のあるYMCAや県内の外国人学校とメッセージ交換を行っています。
 今年度の鎌倉YMCA・湘南YWCA合同祈祷会のメッセージは、鎌倉恩寵教会の荒井仁牧師よりいただきました。
最初に、今回のテーマの意味である「変革」は、社会の変革でだけではなく、自己の変革も必要である。社会の流れに流され、気がつくと社会の潮流乗り、乗らざるを得ない場合があること、第二次大戦を例にお話されました。そのことを踏まえ、現代の問題について、考えていきました。問題として、現政権の右傾化、原発推進、アベノミクス、ゆとり教育があげられました。教育では、数字至上主義、一部の有識者による「優生学的思想」、貧困による学力低下、特権階級による都合によい学力、道徳の教科化などについて大いに考えさせられました。
 最後に、聖書の創世記についての説明とその箇所からの提案をいただきました。意見交換では、合同祈祷会以外にも、鎌倉YMCA・湘南YWCAとの協同プログラムができないかを皆で考えていこうとの提案、平和についてのそれぞれの思いなどを確認しました。
鎌倉YMCAでは、創世記の創造の原点に立ち返り、神様から与えられた自然や命の重さを考え生きていく。鎌倉の地でこれからも平和、多文化共生への取り組みを発信していきたいと思います。
(鎌倉YMCA 添谷 憲一)