YMCAいずみ保育園では「自然の恵みに感謝する」、「作物に触れ、みんなで美味しくいただく」ということをねらいとして、秋に収穫感謝の日をもっています。
今年は、YMCA保育園にお米を提供していただいている“農吉さん”のお野菜を使って、けんちん汁、和え物、おにぎりを、子どもたちとボランティアで来てくださった保護者の方々いっしょと作りました。
1歳児クラスはきのこを手でちぎり、2歳児クラスはお米とぎを行いました。
幼児クラスでは、白菜や春菊、こんにゃくを手でちぎり、にんじんなどを包丁で切っていきました。お母さんがそばで一人ひとりに丁寧に切り方を教えてくださいました。
ご飯が炊けると、5歳児の子どもたちはおにぎりにチャレンジ! 「どうやって三角にするのー?」との声に、お母さんが「手で三角の山を作るんだよ」とやさしく手ほどきしていました。
乳児では、みんなで賛美歌を歌ったり、野菜のお話を聞いたりして、恵みに感謝をするお祈りを捧げました。幼児では、白岩 一夫牧師よりお話しがありました。スクリーンに映された絵や写真を見ながら、「太陽、雨、土、作物などこの世の全てのものは神様が与えてくださいました。これらの恵みに感謝しましょう」とメッセージをいただきました。
いよいよ会食の時間です。来賓の方々をお迎えし、お祈りをして、みんなで作ったご飯を感謝しながらいただきました。それぞれのテーブルからは、「おいしいね」、「これ私が作ったんだよ!」などという喜びの言葉があちらこちらから聞こえてきました。
今年の収穫感謝の日は、子どもたちと保護者の距離がとても近く感じ、とても和やかな気持ちになりました。保護者の方々からは、「また来年もやりたいです。」という温かいお言葉を頂きました。
これからも、食材に触れ、クッキング体験を通して、食の大切さを感じられるような機会をたくさん作っていきたいと思います。保護者のみなさま、ご協力いただきありがとうございました。
(YMCAいずみ保育園 石川 由理)







