2013年10月7日月曜日

初めての卒園児キャンプ

YMCAいずみ保育園卒園児キャンプのご報告
 いずみ保育園の卒園児キャンプを今年初めて9月21日(土)~22日(日)に富士山YMCAで実施しました。
 今回の参加者は小学1年生から中学2年生(初年度卒園生)までの計25名。
当日の朝集合するとおしゃべりに花が咲き、実ににぎやかな出発でした。バスの中でも、近くの子同士しゃべったりクイズをしたりして終始楽しい声が聞こえてきました。
 大きく見えてきた富士山に気付いた子が、「わ~富士山だ~‼」と声をあげると、皆も目をやり大きな富士山に感嘆の声をあげていました。「お腹が空いた~」と口々に言い始めていた頃、ちょうど富士山の3合目程にある西臼塚入り口に着き、お弁当で腹ごしらえをして西臼塚の散策をしました。

保育園のキャンプで行ったことのある子もない子も、大自然の中を歩くと新鮮な驚きを感じたようで、富士山YMCAのリーダーの話を興味津々で聞き、いろいろな観察・発見をしていました。木の幹の空洞(トンネル)をくぐったり、横たわった大木の上を歩いたりシーソーのように揺らし合ったり、動物の背中にも見える大きな木に3人一緒にまたがったりといった自然体験は、心身共に開放させてくれることを改めて感じさせてくれました。
富士山YMCAに戻ってから、草原で虫取りやサッカー、キャッチボールなどを楽しみ、入浴、夕食の後は、お待ちかねのキャンプファイヤー。リーダーと楽しく歌ったり踊ったり笑いの絶えない時間を過ごし、その後星空観察を兼ねた夜のお散歩をして1日目を終えました。
2日目の朝、富士山をバックに礼拝を行い、朝食後グループで散策をしながら、写真立ての周りを飾るための自然物探しをしました。拾い集めた小枝、小石、秋の植物などを思い思いに付けた写真立てに、全員で撮った写真を貼って仕上げると、どれもその子の個性が感じられる素敵な作品に仕上がりました。
昼食後、おそろいのキャンプTシャツに着替えて富士山YMCAを去る時がやってきました。リーダーから「皆、これからもいつでもここに帰って来てくださいね」の言葉をもらいました。

あっという間の2日間でしたが、保育園の時と変わらぬ「その子らしさ」とそれぞれの成長を感じ、参加した職員はうれしく思いました。また年上の子が年下の子に自然に優しく関わり、年齢を越えて一緒に遊ぶ姿に、保育園ならではの「つながり」を感じました。
 これからも「皆が帰ってくる場」として卒園児キャンプを実施していければと思います。
(YMCAいずみ保育園 島田真理)