男性が頭に手拭いを巻き、エプロンをして、家庭料理の代表ともいわれる肉じゃが作りに挑戦しました。講師には、生麦の和風居酒屋で働く女性をお招きし、一般的な肉じゃがの作り方だけでなく、肉じゃがのアレンジ方法も学びました。肉じゃがを多めに作っておけば、翌日にコロッケや、塩肉じゃが、カレー風肉じゃがなどにアレンジできると聞いて、参加者も目から鱗が落ちるようでした。今回はその中から、一般的な肉じゃがと、カレー風肉じゃがの二種類を作りました。
調味料を入れるタイミングや、順番など、基本的だけど、いざ家庭で作ると「どうするんだっけ?」というような疑問にも丁寧に答えてくださりました。また、一番火の通りにくいニンジンがどの程度の柔らかさになったら、調味料を入れて良いのか、実際に竹串で刺して確認することが出来ました。
夕方から調理をはじめ、肉じゃがが出来上がった頃には、あたりはすっかり暗くなっていました。炊き立てのご飯に、かき玉汁、副菜の酢の物に、二種の肉じゃがを、夕食に皆でいただきました。一般的な肉じゃがも、カレー風肉じゃがも、とてもおいしく、ほっとする味わいでした。同じ肉じゃがでも、まるで別の一品となっていて、その変身ぶりに驚きを隠せませんました。
食事後も、近所の50円で食べられる絶品焼き鳥屋さんや、○○駅の銃弾の跡は、第二次世界大戦時のものだとか…生麦ネタで話が尽きず楽しいひと時となりました。
(横浜市生麦地域ケアプラザ 雪嶋星良)