レゴブロックは、男女・学年関係なくみんなが夢中になれるおもちゃとして、八景学童で不動の人気ナンバー1を誇っているおもちゃです。
予てからレゴランドに行きたいという声が挙がっており、それが今年ついに実現することになったため、カウントダウンをして首を長くして待つ姿が見られました。
当日の朝は楽しみなあまりにみんな少し興奮気味な様子。「昨日の夜は、楽しみすぎてなかなか寝つけなかったんですよ」と話す保護者の方もいました。
単なる遊び道具としてだけでなく、創意工夫を凝らし集中力を養うことができるレゴブロックは学習教材としての価値も高いため、レゴブロックに囲まれた空間で頭と手を使って楽しみながら学んでもらいたいという願いを抱いて、レゴランドに向かいました。
「レゴレーサー:ビルド&テストゾーン」は、男の子に大人気のゾーンでした。タイヤやレアパーツを自由に組み合わせて自分だけのオリジナルカーを作り、実際にサーキットで走らせることができます。種類豊富なたくさんのパーツに囲まれリジナルカー作りに没頭!一台完成しても満足はせず、「もっと速くてかっこいい車を作るんだ!」と意気込んで自信作が誕生するまで試行錯誤を繰り返していました。
「マスター・ビルダー・ワークショップ」では、レゴランドのお姉さんから、ヘラクレスオオカブトの作り方を教わりました。八景学童のみんなのレゴの組み立て技術はかなり高いため、簡単なものだと飽きてしまうかなと少し心配していましたが、難易度高めの作品でお願いしますという要望に応えていただき、学童にはないレアパーツを使用した作品作りに夢中になっていました。ヘラクレスオオカブトの姿が徐々に見え始めると、お姉さんから次の手順の説明がある前に、ここはこうかな?と自分で想像して組み立てている子もいて、さすがだなぁと感心してしまいました。「できたっ!!」と次々にヘラクレスオオカブトが高く掲げられ、その表情は得意げでとてもかわいらしくありました。
学童に帰った後の自由遊びの時間では、「レゴをやろう!」とレゴブロックの周りには瞬く間に人集りができていました。そしてその人集りはやがて、完成した作品を見せ合って互いを刺激し合う良きレゴ仲間となっていました。
(金沢八景YMCA学童クラブ 渋谷萌子)