9月6日(金)保育園アルクにて引き渡し訓練を行いました。
午前中は岡津消防出張所の方にお越し頂いて一緒に避難訓練の様子をみていただき、その後2歳児以上のクラスは『防災ダック』等を2階保育室で行いました。朝、まずは岡津消防出張所の方と今日の避難訓練等の流れの確認。その後、大きな地震が起きたという設定の中、皆リーダーの指示に従いすぐに集まりました。
2歳児以上の子どもたちはテーブルの下に揺れが収まるまで待機しました。(皆辛抱強く待つことができました。)地震後、火災が発生しリーダーが消火活動を行いましたが火が消えず、裏の「領家2丁目公園」に避難をしました。
避難の様子を岡津消防出張所の方に見ていただき、アルクっ子たちはリーダーの指示にすぐに従って行動できたこと、静かに公園まで避難できたことを褒めていただきました。そして避難する時は決して慌てない、走らないとお話してくれました。
アルクに戻ってから、2歳児以上の子どもたちは2階で岡津消防出張所のお話や『防災ダック』のお話を伺いました。
防災ダックでは、「火事の時」「地震の時」「津波の時」「大雨の時」「道路冠水の時」それぞれどうしたら良いかを教えていただきました。消防署の方のお話にしっかりうなずき、答える5歳児の子ども達には、さすがしっかり理解して
いるな~と感心させられました。
地震の時、机やテーブルのしたに避難する時机やテーブルの足をしっかり持つと良いと教わりました。さあ、みんなはできていたでしょか?写真で確認してみてくださいね。『防災ダック』の後は、キルティングマットを煙に見立てて煙の中を避難する体験をしました。
『防災ダック』で火事の時にはどうして口を押さえるのか?どうして煙がのどに入ってはいけないかをおしえていただいたので、しっかりと口を押さえてほふく前進!結構むずかしいようです。ご家族の方もお家でチャレンジしてみてください。
また、消防署の方に消火器の使い方を教えていただいたり、子どもたちやリーダーからの質問に答えていただきました。
最後は消防士さんのかぶっていた帽子を子ども達にかぶらせていただき、好きなポーズを取ったり敬礼ポーズをとってみたりと楽しませていただきました
午後は、夕方より「災害時避難場所」になっている近くの領家中学校の場所を保護者の方々に確認をしていただくとともに、保育園アルクへ子どもたちをお迎えに行く道すがら『防災クイズ』にもチャレンジしていただいたり、非常食を試食していただいき保護者の方々にも防災について考えていただきました。
日々の暮らしを神様に守られていることに感謝し、『もしも』の時に私たちリーダーもしっかり と大切な子どもたちを守れるよう常に備えていきたいと思います。
ご家庭でも、今日の『防災ダック』、煙の中の避難訓練、そして、引渡訓練のことを是非話し合い、防災について考える機会を持っていただければ幸いです。
(YMCA山手台保育園アルク 遠藤弘子)