9月13日(金)、避難訓練と引き渡し訓練を行いました。
午前は、「地震発生、給食室から出火」という想定で、近隣の小学校の校庭へ避難をしました。0,1,2歳児クラスは保育園から、3,4,5歳児クラスは散歩先の公園から小学校に移動しました。全園児が集まり、「何かあったら必ず先生のそばに集まりましょう」「お話しをしっかりと聴きましょう」と職員が話すと、子どもたちは真剣に聴いていました。
保護者の皆様には、事前に配信メールで、16:30~17:30の間にお迎えをお願いしてご協力をいただきました。玄関では、非常食(アルファ米のおにぎり、クラッカー、ようかん)の試食が行われました。
保護者のお迎えを待つ間、5歳児のクラスでは、「地震や火災の時、どのようなことに気をつけるのか」について話し合いました。子ども自身がよく考え、「ガラスが割れているかもしれないから靴を履いて逃げる」「ブロック塀が倒れるかもしれないからはじっこは歩かない」「大きな木は危ない」など、さまざまな意見が出ました。
いざという時に備えて、子どもたちをしっかり守り、避難できるよう、保護者の皆さまと共通理解をしていくと共に、子ども自身が「自分の命を自分で守ろう」という意識を持てるよう、日常的な体験が大切だと感じました。
今後も日頃の訓練を通じて、安心・安全な保育を行ってきたいと思います。
(YMCAいずみ保育園 野村 佐季子)