9月5日(木)~6日(金)の1泊2日で、YMCA Global Kindergarten (YGK)のCub class(年長クラス)の11名が朝霧高原にある富士山YMCAにお泊り保育に行ってきました。
出発当日、横浜はあいにくのお天気。雨の中、バスに乗って出発しました。外の天気がすっきりしなくても何のその!カブクラスの子どもたちは元気いっぱいです。バスの中では、歌を歌ったり、クイズをしたりと大変盛り上がりました。 “Rain, Rain, Go Away” と歌いながら西へと向かううちに、灰色だった空がいつのまにか青空になっていました。「てるてる坊主を作ったんだよ」、「みんなの歌の力だね!」等、賑やかに過ごしているうちにバスは朝霧高原に到着しました。
まず、ミルクランドに向かい、お昼ごはんをみんなで広げて食べ、動物たちとの触れ合いを楽しみました。まるでみんなの到着を歓迎するかのように、目の前には大きな富士山が雲一つない美しい姿でそびえていました。
ミルクランドで一休みをした後、富士山YMCAに向かいました。広い草原がどこまでも広がる富士山YMCAにみんな大興奮!凧を作って、広い草原で飛ばして遊びました。この日は凧上げにはちょうど良い風が気持ちよく吹いていて、みんなの凧はグイグイと空高く舞い上がりました。
夕食の後には、おばけごっこを楽しみました。一反木綿にがい骨、ちょっとこわくて、とってもかわいいおばけたちが集まって、夜のお散歩に行きました。
2日目は、陣馬の滝での水遊びと鱒のつかみどりで楽しく過ごしました。とっても冷たくて気持ちよかった川遊び。鱒のつかみどりでは、片手でほいほいと楽々捕まえる子や、おっかなびっくり魚に触ってみる子、お友達のお手伝いをして捕まえてあげる子等、それぞれの子が思い思いの楽しみ方をしていました。つかんだお魚はその場で炭火焼きにしていただき、お弁当と一緒に食べました。私たちの日々の食事は他の生き物の命をいただいていること、ということに少し思いを馳せながら、いただきました。
あっという間の2日間でしたが、家族と離れてお友達や先生たちと過ごす時間の中で、自分の身の回りのことを自分ですること、協力をし合うこと、お友達の気持ちに寄り添うこと等、「成長したなあ」と思うことがたくさんありました。きっとみんなにも心に残る思い出が出来たのではないかと思います。
みんなで一緒に園で過ごす時間もあと半年と少しになりました。卒園まで残された時間を大切に愛おしみながら、心も体も健やかに、大きく大きく成長していってほしいと願っています。
(中央YMCA 中村 礼子)