YMCA ACTでは9月14日(土)15日(日)に一泊二日で宮城県内沿岸部の東日本大震災被災地域を訪問するツアーを実施いたしました。
YMCA ACTで紹介した被災地スライドショーをきっかけに、「スタッフやボランティアで現地に行ってみよう!」という声が挙がり実施に至った今回のツアーですが、学生ボランティアリーダーや英語講師、他YMCAのスタッフ、ボランティアのご友人なども参加を希望してくださり、総勢19名のメンバーで被災地を訪問することができました。
現地では仙台YMCAの協力の基、バスをチャーターし、石巻市内、南三陸町などを中心に被災地域を回りました。また、仙台YMCAスタッフがそれぞれの場所で当時起こったことなどを詳しく説明してくださり、事前に自分たちで予習した情報と実際に目で見て話を聞いて知った情報と照らし合わせながら、より被災状況を現実的に実感することができ、被災した方々へ思いを馳せることができました。
ほとんどの場所ではがれきの撤去が済み、更地となってしまっていましたが、参加者の多くが被災地訪問が初めてだったため、行く前に持っていたそれぞれのイメージと、実際に現地で感じた印象とのギャップを感じたようです。また、多くの生徒と教師が亡くなった石巻市大川小学校も訪問し、当時の様子が生々しく残る校舎を目の前に、この震災のすさまじさと命の尊さを改めて実感いたしました。
自分たちの目で見て、話を聞いて、地元のものを食し、色々なことを学ぶことで、横浜の地にいるだけでは決してわからない思いをそれぞれの参加者が実感しましたはについての方向性も以前とはまた違ったものになったと思います。
最後のふりかえりの時間に出た様々な支援のアイディアを元に、また、YMCA ACTや横浜YMCAとして、次のステップに進んだ支援活動を継続して実施していきたいと思います。
今回の旅は、たくさんの方にご協力、ご参加いただき、実施することができました。
皆様のご協力やお働きに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
(ふりかえりのシートや今回の写真はYMCA ACTのリビーにて掲示してありますので、ぜひお気軽にお立ち寄りいただきご覧ください。)
(YMCA ACT 鈴木あき子)