横浜北YMCAアウトドアクラブは、9月14日(土)から16日(月)の2泊3日で三浦市にあります「YMCA三浦ふれあいの村」において9月の活動を行いました。
出発前日に発生した台風18号のため、実施も危ぶまれましたが、子ども達はそんなことお構いなしで、集合時から元気いっぱいでした。
1日目は到着後にグループに分かれて村内を散策しながら施設の場所や避難経路などを確認した後、テント張りにもチャレンジしました。ほとんどの子どもがテント張りは初めてで、四苦八苦しながらもあきらめずにみんなで案を出し合い、声を掛け合いながら何とかテントをしっかりと張ることができました。予定では今晩はこのテントで寝ることになっていて、子ども達からも楽しみにしているのがヒシヒシと伝わってきていたのですが、台風の影響による雨や風を考え、残念ながら今回は「張るだけ」としました。テント泊は次の機会にチャレンジしたいと思います。
夕食はみんなで「うどん作り」を行いました。加える水の加減やうどん粉を練ることなど、非常に大変な作業でしたが、ここでもチームワークを発揮し、みんなで役割分担をしながら1つ1つ丁寧に作業を進めることができ、さすがにお店で食べるうどんまではいきませんが、充分おいしいうどんが完成しました。
夕食後のキャンドルファイヤーでは、ロウソクの火を囲んで歌や踊り、ゲームを楽しみました。
3日目はいよいよ台風が迫り、雨はそれほど強くはありませんが、朝から非常に強い風が吹いていたため、子ども達は部屋でクラフトを行いました。
「三浦の思い出」をテーマに、画用紙に絵を描いたり、昨日拾った貝殻や石を張り付けたりと、思い思いの作品を作りました。
子ども達は3日間を通してグループで、時には全体で協力し合い、支え合いながら生活を共にしました。
また、残念ながら予定していた海遊びはできませんでしたが、自然の脅威と厳しさを学ぶ良い機会になったと思います。
来月の活動は、今回の「海」から一転して「山登り」となります。
(横浜北YMCA 阿部正伴)